虹色ストーリーは、親が子どもの日々の姿を切り取って、作るフォトブックです。市販のものと違い、子どものその写真をなぜ選んだのか、そこにはどのような親の思いが反映されているのかを、文章や作品、その時に見つけたもの(花や葉っぱ、虫や動物など)を記録としてとどめます。
この手法は、ニュージーランドのラーニング・ストーリーを元にしています。ニュージーランドでは、保育者が主となる保育施設だけでなく、親が主体として保育する施設もあるのです。そこでは、それぞれの子どもの姿から、「子どもの学ぶ姿」を記録します。
子どもは、大きくなって文字が読めるようになった時、自分がこのようなことを学んできたのだという自己有能感を持ったり、このような記録をとどめてくれた親の愛情を感じ、自尊感情を高めたりすることができるのです。
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